貯金が苦手な方必見!必ず成功する先取り貯金の具体的方法と家計改善法

貯金が苦手な方必見!必ず成功する先取り貯金の具体的方法と家計改善法

お金を貯めたいけど、思うように貯まらない、、、
家計のやりくりはどうしたらもっと効率よくなるか、、、等悩みを抱えている方も多いと思います。

実際にお金を貯められている方とそうでない方の違いは、色々な理由はありますが、考え方が大きく左右されると考えます。

たとえば、「節約してから貯める」、「お金が余ったら貯金する」といった考え方ですと、なかなかお金が貯まらず、時間が過ぎていくばかりです。

お金が貯まりやすい人の考え方は、将来、何のために、いくら貯金すると先に決めて、余ったお金で生活する習慣が身についています

今回の記事では、貯金が思うようにできない方のために、先に貯金の金額を決める「先取り貯金について解説していきます。

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先取り貯金とは

先取り貯金の方法は至ってシンプルです。給料日に振り込まれたお金を使い、余った分を貯蓄に回すのではなく、給料が入ってきた時点で貯金する分を、先に別の口座に移してしまい、残ったお金でやり繰りをします

 もともと貯蓄が苦手な人は、この先取り貯蓄が効果的です。

口座にお金があるとつい使ってしまう人は多いと思いますが、先に別の口座に移しておくことで「ないもの」として扱えば、貯金分まで使いすぎてしまうことはなくなります。

先取り貯金の具体的な方法

先取り貯金にはいくつか方法があります。自分でお金を管理して行う場合は、それぞれルールを決めて行えば良いと思います。

 具体的には、色々な方法がありますが、お金を一般的な方より貯まっている方は、下記のような手段を使っています。

①財形貯蓄制度を利用

会社側が、従業員の給与から一部を貯蓄分として天引きし、提携先の金融機関に送金して自動的に積み立て貯金を行う仕組みです。

給与から自動的に引かれるため、自然と別口座にたまっていることが多いです。 社員の財産形成を支援するための福利厚生制度です。

財形貯蓄制度を取り入れている企業では、従業員が会社に申請して月々の貯金額を設定することができます。

財形貯蓄には「一般財形貯蓄」「財形住宅貯蓄」「財形年金貯蓄」の3種類があります。 「一般財形貯蓄」は、積立限度額や契約口数の制限がなく、目的に応じて自由な積み立てが可能です。

「財形住宅貯蓄」はマイホームの購入やリフォームなど、住居に関する貯蓄で、1人当たり1口の契約に限定されます。 「財形年金貯蓄」は、その名の通り老後のための貯蓄なので、受け取り期間が満60歳以降に限定され、財形住宅貯蓄と合わせて、残高550万円までは利子等非課税の優遇を受けることができます。

② 積立式定期預金

積立式定期預金とは、一定期間自動で引落ながら定期預金に預ける仕組みです。ご主人の会社に財形制度が無い、または、ご自身名義で貯蓄したい方にお勧めです。

「来年の夏、海外旅行に行きたい」「1年後にはパソコンを買い換えたい」といった目標に向けて着実にお金を貯めたい方におすすめです。

一度に預けるようなまとまったお金がなくても、積立で将来必要なお金を準備できます。

また、使う財布から貯める財布にお金を自動で引き落としてくれるから簡単・確実に積立を続けられます

③ つみたて投資(5年以上の中長期にお勧め)

投資信託という運用商品を購入しながら積立していく制度です。証券会社や銀行で口座を開設して月々自動引き落としで購入していきます。

運用商品なので、リスクもありますが、リターンも期待できます。財形や定期預金でスト金利が低いので中長期的なつみたてに向いています。国も推奨している制度ですので、資産運用未経験の方でも少し勉強すれば、使いこなせます。

④ 年金保険(老後のための貯蓄にお勧め)

個人年金保険とは、民間の生命保険会社で販売されている商品です。こちらも老後資金の補完的な役割として、昔から多くの方が利用しています。自動的に毎月引落されるので、知らないうちに貯まっていきます

ひと昔前は、円建ての個人年金保険が主流でしたが、現在は、日本は低金利時代が続いる為、主流が円建てから、外貨建てに移行しつつあります。 外貨建て商品が人気の理由は、日本とか海外との金利差が大きいからです。

https://okanenokozuchi.com/how-to-save-money-for-retirement/

先取り貯蓄3つのポイント

先に貯金を決めていても、行事毎などで実際に変動する事もあります。まずは最低限毎月できる金額決めて行きましょう。

ご家庭がある方は、家族の協力も必要となります。将来の楽しいライフプランを達成するために、自分自身や家族と一度向き合ってみましょう。

① 1ヶ月間の支出を把握・管理する

まずは、1ヶ月間の大まかな支出を把握する必要があります。無理なく先取り貯蓄をするためには、最低限必要な生活費を把握し、ご自身で無理のない貯金額を設定しましょう

また、支出の把握ができたら、節約できる部分が無いかもチェックしてみて下さい。

② 貯金の目標を決める。家庭がある方は家族にも公表する 

単に貯金額を決めて、毎月の生活費を抑えて生活すると、苦に感じる方も多く、挫折してしまいがちです。

将来の老後の生活を安泰に暮らすため、子供の将来の為、マイホームのため等、具体的な目標があった方が、楽しい貯金になるでしょう。

また、家族持ちは家族にその目標を共有する事によって、協力も得られると思います。目標に向けて、着実に毎月近づいていく実感を味わいながら、続けていくと良いでしょう。

③ 貯金専用口座を作り、毎月の給与とボーナスから一定金額を貯蓄用口座へ移す

 生活用の銀行口座と貯金専用の口座は分けた方が良いです。貯金口座に移したら、そのお金はなかったものとして考えましょう。具体的な方法は次の章で紹介しています。

これだけはやってはいけない!間違った先取り貯蓄方法
◆余剰金が無いのに先取り貯蓄をしてしまう  
先取り貯金の前提は、当たり前の事ですが、毎月余力資金がある事が前提です。毎月必要資金が赤字体質である場合は、まずか家計の改善から始めた方が良いです。改善方法は次章で解説します。

 

◆苦しくなるような無理な金額を設定
無理な金額で初めてしまうと、人によってはリバウンドをおこす人もいます。全く外食しない、飲みに行かない、全く洋服を買わない等、極端な目標は、苦に感じるでしょう。

毎月の外食や飲み会をゼロにするのではなく、回数を減らしたり、洋服を買う頻度をへらしたり、長続きしそうな計画を立てましょう。

家計を改善する方法

家計を改善するにまず、家計を把握する

家計を改善する上で、現状把握はとても大切です。何に対して、毎月どれくらい使っているのか把握しないと、どこをどう改善すべきか、対処方法が見えてきません。支出を大まかでもよいので記録してみましょう。

方法は手書きでも、アプリやパソコンソフトを使うのでも構いません。1円単位は気にせず、大雑把にでも記録してみてください。

アプリであれば、カードの利用履歴やレシートの写真撮影で自動的に記録をしてくれるので、楽に思う人もいるかもしれません。逆に手書きのほうが安心という人もいるかもしれません。

1ヵ月続けていくと、ご家庭で使っている生活費の大まかな金額が見えてくるはずです。収入の中で支出は収まっているか、貯金する金額の余剰が出ているかを確認しましょう。

 もし余剰が出ないやりくりであれば、さらに家計を改善する方法を考え、実践していかなくてはいけません。

目標額が貯められない場合、家計改善に取り組む

家計を把握してみて、目標額が貯められない・貯まらない場合は、家計を改善する必要があります。家計を改善するには、大きく分けると支出を減らすか、収入を増やすの2つしかありません。(あるいはその両方)

具体的には、サラリーマン家庭ですと次の通りです。ご自身の家計の中で取り入れるものを考えてみましょう。

【支出を減らすには】
住宅ローンの金利交渉
・家賃交渉
・スマホの見直し
保険の見直し
・交際費、外食費等の見直し等

支出を減らすポイントは「固定費を見直す」こと
支出を減らすポイントは「固定費」を見直すことです。見直す項目によっては、毎月の支出を大きく(数万円単位の見直しになることも!)減らすことができるかもしれません。
逆に、交際費や外食費等の見直し(いわゆる節約)は、楽しみが減ってしまうことに繋がるかもしれませんし、なにより“長続き”しない場合がほとんどです。
支出を減らしたい場合は固定費の見直しを行いましょう。

 

※固定費の見直しは、一人では難しい場合があります。その場合はファイナンシャルプランナーなどに相談しながら進めることをおすすめします。

【収入を増やすには 】
・副業を始める
・専業主婦の方が働く
貯蓄を増やす(資産運用

収入を増やすポイントは「お金に働かせる」こと!
これ以上仕事の量を増やすのは、体力的、精神的に難しい方がいらっしゃるかもしれません。そこでおすすめしたいのが「お金に働かせて貯蓄を増やす(資産運用)」です。(詳しくは次の章でご紹介します。)

貯金をさらに増やす方法

前章で家計の改善について解説してきましたが、支出を減らすのには限界があります。そこで、次に考えなくてはいけないのは、「収入を増やす」ことです。

一般サラリーマン家庭ですと、急に収入を増やすのは、難しいと思いますので、お金に働いてもらってお金を増やす方法を考えましょう。

具体的には資産運用をしていく事になりますが、預貯金以外で資産運用しようと思ったら、種類は次の通りです。

(自分で運用する商品)

  • 株式
  • 債券

(プロに任せて運用する商品)

  • 投資信託
  • 保険(貯蓄型)

自分で、運用するには、知識や経験値・資金力等が必要で、家事・育児をしながらですと、なかなか難しいでしょう。

そのため、初心者がまず資産運用をしようと思ったら、投資信託か保険がお勧めです。貯金ができるようになったら、次は増やす事を考えてみて下さい。

まとめ

先取り貯金について説明してきましたが、実際に、すぐにできるところから始めて、習慣になるまで試して頂きたいと思います。

また、さらに家計の改善点をプロの目から見てもらいたい、資産運用についてもっと詳しく知りたい方は、ファイナンシャルプランナーに相談するのも良い方法です。

※家計の相談をする際はぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

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