FPが教えるファイナンシャルプランナーの選び方!相談料目安は0〜2万円

ファイナンシャルプランナーに相談しよう

「マイホームを持ちたい。」
「予算はどのくらいで、どんなローンを組むべき?」
「二人目の子供がほしいけど、将来やっていけるか心配。」
「教育費や老後資金をどう貯めればいい?」
「親から孫に教育資金を援助したいと申し出が。そのままもらっても大丈夫?」

家計やお金の相談は親しい人にもしにくいですし、正しく新しい知識がないと良い答えに辿り着けなかったりするものです。

お金のプロというとファイナンシャルプランナー(FP)が思いつきますが、個別相談を検討すると、値段もサービスも様々……。

どこに相談していいか分からなくて悩みますよね……。

そんな疑問を持つ人に向けて、この記事ではファイナンシャルプランナーの個別相談の値段サービスについて説明し、最後によいファイナンシャルプランナーの見つけ方をご案内します。

プロにお金の相談をしたいと思っている方の手助けになれば幸いです。

初心者のためのマネースクール101
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1 相談料は1時間あたり0円(無料)~2万円超!なぜこんなに違うの?

日本FP協会の「1時間当たりの『有料』相談料の調査結果」によると、FP協会認定のファイナンシャルプランナーが設定している1時間当たりの相談料は、おおむね5,000円~10,000円台の範囲が多くなっています。

fp-fee出典:日本FP協会 

同じ資格保有者の間でもそこそこ幅があるようですが、実際には「0円」、つまり無料相談も多数あります。

この違い、値段の幅の理由は何なのでしょうか。

「サービスレベルや内容が違うの?」
「値段が高いほうが良いの?」

次章では、その疑問を解決いたします。

2 相談料は、必ずしもサービス内容やレベルで決まるわけではない

個別相談 
実は、相談料は、必ずしもサービス内容やレベルで決まるわけではありません

(もちろん、面談の申し込みが殺到しているファイナンシャルプランナーの単価が上がる、といった需給の要素等がないわけではありません。)

実は、その事務所のビジネス形態の影響をより強く受けているものなのです。

したがって、そのファイナンシャルプランナーのバックグラウンドである、所属先事務所や所属企業のビジネスによっておおまかに傾向をつかむことができます

2-1 無料相談を行っているファイナンシャルプランナー

大きくは、2つに分けられる事が多いです。

・独立系のFP事務所に所属する、金融商品を販売できる(販売資格のある)ファイナンシャルプランナー
・金融機関に所属するファイナンシャルプランナー

前者の場合、商品販売時には金融機関から販売手数料が入るので、相談自体は無料で行うことが可能になります。

それぞれの所属組織による特徴や、考えられるメリットとデメリットは下記の通りです。

独立系ファイナンシャルプランナー
(IFA = Independent Financial Adviser)

金融機関とは独立して事業を行うファイナンシャルプランナー事務所です。お金に関する「相談」だけでなく、「金融機関の代理店業務」を行っていることが特徴です。

【メリット】

  • 中立的な立ち位置から幅広い提案が可能
    金融機関から独立した事務所として、保険、投資信託等の金融商品を横断的に、また同種の商品であっても同業他社のものを比較して勧めることができる

 

  • 金融商品の選定から契約まで任せられる
    相談者のライフプランに沿ったお金の相談を受け、必要に応じて金融商品の選定から契約までを一括して提供できる

 

【デメリット】

  • 完全中立かどうかを見極める必要がある
    手数料収入がビジネスの柱なので、完全中立かどうかは見極める必要がある

また一つ注意点としては、一口に独立系FPといっても、必ずしもあらゆる金融商品に詳しいとは限らないことです。

資格保有者の有無により、投資信託専門(金融商品仲介業のみ)、保険専門(保険代理業のみ)、住宅ローン専門(銀行代理業のみ)のIFA事務所もあります。

自分の相談したい分野に強み、経験があるか、相談したい内容がカバーされていそうかどうかは、個別にFP事務所に確認してみてください。

【保険会社、証券会社、不動産会社などの、企業に所属するファイナンシャルプランナー】

保険、株や投資信託、不動産ローンなどの金融商品を扱う企業に所属するファイナンシャルプランナーです。

 

保険業界のTLC(トータルライフコンサルタント)
銀行業務検定協会が主催するFA(ファイナンシャルアドバイザー)やAFA(アシスタントファイナンシャルアドバイザー)
不動産の宅地建物取引士
など、各業界団体認定の資格を併せ持っている社員ファイナンシャルプランナーも多く、業界に強みがあるといえます。

 

一般的には、個人がこれらの企業と、直接契約しているケースが多いです。
購入したい商品が固まっているケースでは、直接契約が早いと言えます。

 

【メリット】

  • 所属する会社の商品についてはすぐに契約できる
    所属する会社の商品については詳しく、契約までワンストップで行える

 

【デメリット】

  • 自社商品以外の知識があるとは限らない
    各社の属する金融商品には詳しいが、それ以外の商材(保険のFPであれば、不動産など)について知識があるとは限らない

 

  • 販売商材に制限がある
    立場上、自社商品しか勧められない、販売できない

 

  • 長い付き合いがしにくい
    契約担当者が変わりやすい

2-2 有料相談を行っているファイナンシャルプランナー

【「相談」のみを取り扱っているファイナンシャルプランナー事務所】

金融商品の販売を行わず、「相談」に特化しているファイナンシャルプランナー事務所です。

 

【メリット】

  • 中立的な立場からアドバイスを行う
    金融機関から独立し、商品の販売を行わないことで、完全に中立的な立場から相談に乗ることができる

 

【デメリット】

  • 実行サポート(商品選定や購入手続き)がない
    提案に基づき資産運用や保障を実現するには、別途、商品選定や購入手続きを相談者が自分で行う必要がある

 

  • 具体的な商材の情報量が少ない可能性がある
    金融商品は目まぐるしく進化や変更をしています。商品の販売を行わないビジネス形態だと、新商品の動向や、毎月のように変更がある個別の商品の詳細、具体的な変更点については、詳しくない可能性もあります

そのほか、割安な相談料で仲介も行う、有料と無料の中間的なビジネス形態の事務所もあります。

おおむね、それぞれの特長を踏まえたところで、どうすれば自分に合ったファイナンシャルプランナーを見つければよいのか?を考えなくてはいけません。

次章では、自分に合ったファイナンシャルプランナー選びのコツをお伝えしていきます。

3 自分に合ったファイナンシャルプランナーの選び方とコツ

 ファイナンシャルプランナー相談おそらく有料相談も検討しつつファイナンシャルプランナーを探している人は、冒頭の例のように

「大きなお金がかかわる具体的な相談をしたい」

または逆に

「漠然としていたライフプランや長、期的なお金の見通しを付けて対応策を検討したい」

といった要望があると思います。

どんなファイナンシャルプランナーに相談すべきか、いくつかの選定ポイントで絞り込んでいきましょう。

3-1 有料相談か無料相談かの判断ポイントは、相談内容の専門性

<無料で問題ないケース>
 ・ライフプランの作成
・一般的なレベルの資産運用
・保険・保障の相談や見直し
・住宅ローン
など

これらの一般的な相談であれば、無料相談で問題ありません

複数の領域にまたがる広い意味でのお金の課題に対応するため、ファイナンシャルプランナーは、税金年金投資保険等商品知識に加え、各制度(有利な税制など)の知識も持っています。

一般的な相談であれば、ひと通りの対応が可能ですので、無料相談を除外する必要はないでしょう。

そういう意味では、資格を持ったファイナンシャルプランナーであることは一つの目安になるでしょう

ファイナンシャルプランナー資格について
ファイナンシャルプランナーの資格を持っていなくても、ファイナンシャル・プランニング事務所の開設や相談業務を行うこと自体は可能です。
また、ファイナンシャルプランナーとしての能力を有している者として認められている国家資格は、1級、2級、3級のファイナンシャル・プランニング技能士が、民間資格としては日本FP協会による、CFP、AFP資格(CFPが上級)があります。

<有料を積極的に検討すべきケース>
・確定申告の必要な税金の相談
・複雑な相続
・離婚における年金分割などの専門知識が必要な相談、
・他、お金以外のことも絡む特殊なケース
など

上記の場合は、有料相談を検討する必要があります。

有資格者(税理士弁護士司法書士)が必要な場合は、そういった専門資格をあわせ持つファイナンシャルプランナーや、有資格者の専門事務所にご相談ください。

3-2 お勧めは、幅広い対応ができる独立系のIFAか、中立的なファイナンシャルプランナー事務所

 「専門性が高くない」かつ「幅広い」お金の相談の要望を持つ人には、まずは独立系のIFA中立的なファイナンシャルプランナー事務所がお勧めです。

2章で挙げた通り、これらに所属するファイナンシャルプランナーであれば、あなたのお金の悩みを、総合的かつ幅広い選択肢の中から最適なものを選んでくれるからです。

また、大手金融機関の担当者の場合、部署異動や転勤・退職で担当が替わることが多いです。

しかし、ファイナンシャルプランナー事務所であれば、中長期で担当してもらえる可能性が高いというメリットがあります。

もちろん、事務所や個人の得意分野や取り扱い分野は確認して、自分の相談したい内容がカバーされていることを確認しておきましょう。

3-3 最後は相性やスタンスも大切

相談業務は個人との面談なので、最終的には相性スタンスといった点も重要です。

ここはなかなか見極めにくい点ですが、契約後のフォローや、何年か後に再度相談や見直しをしたいケースを考えると、実はのちのち大切になってくるポイントです。

この見極めですが、ファイナンシャルプランナー事務所や金融機関が行っているセミナー説明会に参加してみることをお勧めします。

会社や講師のスタンスを確認すると、ファイナンシャルプランナー選びの参考になることが多くあります。

これらのセミナーや説明会は、通常は無料安価な参加料ですし、ある程度の知識も得て、自分自身の学びにもなります。

ファイナンシャルプランナーの開催するセミナーの選び方については、以下の記事に紹介してみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

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4 良い相談にするために、簡単な準備をしておこう

 有料・無料を問わず、簡単な準備をしておくことでスムーズな相談ができます。

限られた時間を有効に使うために、一般的な個別相談の流れポイントを押さえておくとよいでしょう。

【事前準備と持っていくもの】
漠然とお金を増やしたい、将来のお金が不安なので資産運用を始めたい、といった内容の場合は、
直近の貯金金額
資産状況
を確認し、説明できるようにしておきましょう。
また、すでに行っている資産運用などがあれば、併せて現状を説明できればスムーズです。

保険の見直しなどの具体的な相談がある場合は、関連する書類(保険証券など)を確認して、内容を把握しておきます。
よくわからない場合は、持参して直接見てもらっても構いません
また、どういった内容の相談をしたいか、事前におおまかに伝えておくと良いでしょう。

【相談の流れ】
相談内容、現状の状況、今後の希望を確認後、ファイナンシャルプランナーが現状の分析とライフプランニングの助言やシミュレーションを行います。
また必要に応じて、現在欠けている保障やお金を増やすための手段として、今後に向けたアクションのアドバイス具体的な金融商品の提案を行います。

【プランの実行】
 商品の販売ができるファイナンシャルプランナーの場合は、ワンストップで契約作業も行います。

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良い相談」とは、突き詰めれば「きちんと自分の悩みが解決してもらえること」です。

そのためには、最後の『行動』にまで落とし込まなければ意味がありません。
相談したファイナンシャルプランナーには、必ず提案内容を実行するところまでをプランニングしてもらってください。

最後に よいファイナンシャルプランナーとは

 最後に、よいファイナンシャルプランナーの条件とは何でしょうか?

  • どれだけ自分に時間を割いてくれるのか
  • きちんと問題を把握して指摘してくれるか
  • 親身になってくれるか、こちらの立場に立ったアドバイスか
  • ライフプランや提案書がアウトプットとしてある場合は、その内容や説明の丁寧さ
  • 相談者が求めれば、きちんとプランの実現とフォローアップで支援してくれる

人それぞれですが、基本的な部分として、当然のことをきちんとしてくれる人かを見極めたいものです。

人生の転機に、頼れる家計のパートナーとなってくれるはずのお金のプロ・ファイナンシャルプランナー。
自分の個人的な事情や性格を考慮したうえで、「個別の」解決策を知りたい場合は、やはり個別相談が近道です。

無料で問題ありませんので、まずは気軽に一度話をしてみると得られるものがあると思います

多少手間はかかりますが、できれば何人か当たる気持ちで面談してみて、ずっと付き合えるファイナンシャルプランナーを探しあてられれば理想的です。

ぜひ、人生のパートナーのようなファイナンシャルプランナーを見つけてみてくださいね。

 

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