子供の医療保険はおすすめしません!ママFPが不要と判断する理由3つ

子供医療保険

もし、子供が重い病気になったら・・・大きなケガをしたら・・・。治療にいったいいくらかかるのだろう・・・。
子供も医療保険に入っておいた方がいいのかなぁ。と、考える親御さんも多いことでしょう。
はたして、子供の医療保険は必要でしょうか・・・。

答えは不要です。

子育て経験のあるファイナンシャルプランナーである私が、子供の医療保険は必要ない!と思う理由を説明します。ぜひ参考にしてくだいね。

初心者のためのマネースクール101
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1 一般の医療保険と子供専用の保険

1-1 生命保険会社の一般の医療保険

生命保険会社の「医療保険」とは、病気やケガで、入院や手術の際に、かかった医療費や、差額ベッド代などを補うことを目的とした保険です。

入院したら、日額〇〇円×日数や、手術をしたら、〇〇円など、契約に定められた給付金がもらえます。

子供が加入の場合、保険会社によって、0歳から対応している保険会社と、18歳からしか入れない保険会社と様々です。保険料は、だいたい、月1,000円前後です。

1-2 子供専用の保険

子供に特化した保険があります。加入できる年齢は0歳~18歳までが主流で、18歳以降は一般の保障タイプへ自動更新されます。

キッズ保険やこども総合、ジュニア保険などです。医療だけでなく、ケガでの通院保障や、本人死亡など、総合的な保障があります。保険料はこちらも、月1,000円前後です。

1-1の医療保険は、加入した時点の年齢での補償内容で、保険料もかわりません。(更新タイプ除く)。

1-2の子供専用の保険は、18歳を過ぎると保障内容がかわったり、保険料もかわったりします。
(保険会社でちがいます)

子供の医療保険が必要ない3つの理由

子供の医療保険は月1,000円前後ですが年間12,000円ほどかかります。医療保険ははたして必要でしょうか。

私は不要と考えます。その理由を、以降3つの観点から説明します。

3つの理由とは・・・

 ①子ども医療助成金があるから
 ②子供の入院割合は低いから
 ③保険はそもそもリスクに備えるもの。子供の医療のリスクは小さいから

それでは具体的に子供の医療保険が不要な理由を解説していきましょう。

2-1 【理由1】子ども医療助成金があり医療費はタダだから

2-1-1 子ども医療助成とは
子ども医療費助成の制度があるのは知っていますか?お子さんを育てている方はご存じでしょう。

この助成は、例えば「風邪で病院へ行った」とか、「骨折してしばらく通院した」などでも、お金を払わなくていい制度です。

この制度を行っているのは各地方自治体です。医療費を払わなくていいと言っても本来なら患者が支払う自己負担を、自治体が代わりに払ってくれているということです

中学3年まで無料や、未就学児までは無料など、住む場所によって助成が違います。また、親の所得制限がある自治体もあります。

いったん医療費を病院に払って後日、役所へ申請するとか、300円だけは自己負担などさまざまです。
各自治体のHPで確認できます。

2-1-2 おおむね未就学児までは助成

地方自治体によって、対象年齢が15歳までや、小学3年までなど違いますが、全国で調べても、 おおむね、未就学児までは何かしら助成する自治体がほとんどです。

こどもは、大人と比べて、まだ、免疫ができていないので、すぐに熱を出したりしますね。入院までしなくとも、ちょっと病院へ行くのも無料です。本当にありがたいです。

一方、生命保険会社の医療保険は、入院や手術時に対しての給付です。具合が悪くて病院へ行った。もしくはケガをして通院した。などは給付の対象ではありません。

重い病気になったら・・・大きなけがをしたら・・・と心配になりますが、
子ども医療助成がありますから、医療費としてはそんなに費用は掛からないようですね
生命保険会社の医療保険に支払う保険料を、文具や衣服にまわしたほうがいいと思いませんか?

東京都の場合~東京都福祉保健局より~

〇医療費助成制度(マル乳・マル子)

《対象》

都内各区市町村に住所を有する15歳に達する以後3月31日までの児童

(千代田区は18歳まで!)

<助成範囲>

国民健康保険や健康保険など各医療費の自己負担分が無料。

通院も薬剤代も入院も。

(入院時の食事の助成は自治体で異なる)

<助成方法>

医療機関窓口で、精算時、保険証とマル乳・マル子医療証をだせば無料。

                       

2-2 【理由2】子供の入院割合はわずか0.18%と低いから

15歳未満の子供は、全体でどのくらい入院しているのでしょうか。はたして、入院患者数は多いのでしょうか?

以下のグラフは15歳未満の人口に対する入院患者数です。
割合にしてみると、平成23年では、100人に対して、0.18人しか入院していません。


出典:入院患者数:厚生労働省大臣官房統計情報部 患者調査
   人口:総務省人口の推移

子どもの入院の確率は少ないことがわかりました。
0.18%の確率に対して、医療保険をかけますか?

2-3 【理由3】保険とはリスクをカバー、子供の医療のリスクは小さいから

そもそも保険とは何でしょう。どうして保険に入るのでしょうか。
保険とは日常生活で起こる様々なリスク(危険)に備えるものです。死亡,火事、第三者への損害賠償の負担など。

例えば、まだ、小さい子供がいるのに、一家の大黒柱が死亡してしまったら、残された家族は途方に暮れてしまいます。車で、万が一、人を引いて死亡させてしまったら、どれだけ償えばいいのでしょう。

保険とは、リスクの時、どれだけ大きなリスクとなるのか、それに対応できるように、備えるためのものです。
子供が入院してどれだけのリスクがあるでしょうか。

もちろん、妻がつきっきりで病院にいなくてはならず、兄弟の面倒を夫に頼んで、食費がかさむとか、共働きで、妻や夫が付き添って、仕事を休まなくてはならないとか(有給がありますけどね)。

さほど大きなリスクではないですね。それなら、保険料を教育費や習い事にまわしたほうがいいと思います。

3 それでも心配な方へ~ケガや他人への補償

それでも、やっぱり心配、保険に入っておきたいという方へ~。お子様はケガがつきもの
ケガによる通院や入院に対応する保険や、他人への補償を紹介します。

3-1 ケガに備える保険

子供は走り回ったり、日々ケガが絶えないですね擦り傷ぐらいならいいですが、何針も縫うケガや、捻挫・骨折など、けっこうな日数を通院することになります。

ケガなどで入院・通院した場合に補償される保険が「傷害保険」です。この商品は「損害保険」の一種で不慮の事故が対象です。病気は対象ではありません。

例) 運動会の練習で、骨折して10日間入院した
     4,000円×10日=40,000
        (入院保険金日額4,000円の場合)

例) サッカーをしていて捻挫して5日通院した。
    2,000円×5日=10,000
        (通院保険金日額2,000円の場合)

保険料は、補償内容やコースによって様々ですが、年間7000円~12000円ほどです。
   

3-2 他人への補償

お子様が、自転車に乗るようになると、自分のケガもそうですが、他人にケガをさせてしまうのも心配ですね。また、デパートで目を離したすきに、高価なものを落として請求されなど。

このように、法律上の損害賠償責任を負った際カバーする保険が「個人賠償責任保険」です。

) 自転車を運転していて、人にぶつかってケガをさせてしまい、損害賠償を請求された。
例) 野球をしていて、他人の家の高価なものを割ってしまい損害賠償を請求された。

損害賠償金額は、最高1億円までなどです。商品によっては2億までというのもあります

この「個人賠償責任保険」は、単体の商品ではなく、基本的に損害保険などにセットされていたり、オプション(特約)としてつけます。

3-1の「傷害保険」では、「個人賠償責任保険」はほとんどセットになっています。「自転車保険」もセットになっています。その他、自動車保険、火災保険、家財保険などオプションでつけられます。

この「個人賠償責任保険」は、いくつも入っていても支払われるのは1件とみなされますから3つの保険で入っているので3億というわけではありません。

どれか1つに入っていればいいです。わからないまま、入っていたというケースもよくあるので、確認してみましょう。

4 まとめ

子どもの医療保険は必要ないことを3つの理由で説明してきました。いかがですか?

2章で説明したように、子どもの医療保険は不要です。保険は本当に必要なものに加入した方がいいですし、入りすぎてももったいないです。

それでも心配なら、お子さんの性格や行動、親の考え方でも、リスクは違いますので、迷ったら専門家に相談するのもいいかもしれません。

 

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