複合機のランニングコストの内訳と削減方法|経費削減に役立つテクニック
複合機のランニングコストはどんなものがありますか?また、削減する方法はありますか?
複合機のランニングコストには、さまざまな費用が含まれます。また、削減方法もありますのでご紹介します。
複合機の導入にあたり、ランニングコストがどれくらいになるのか気になる方も多いのではないでしょうか?
ランニングコストは毎月かかる費用のため、費用感の把握や削減方法を知っておくだけで、効率的で経済的な運用が可能となります。
この記事では、複合機のランニングコストに含まれる費用についてや、ランニングコストの削減方法をお伝えしていきます。
この記事で分かること
- 複合機のランニングコストに含まれる費用
- 複合機のランニングコスト削減方法3選
複合機のランニングコストに含まれる費用
複合機におけるランニングコストには、さまざまな費用が含まれます。
これらのコストは、長期的な運用において重要な影響を与えるため、しっかりと理解しておくことが必要です。
ランニングコストに含まれる項目を一つずつ見ていきましょう。
リース料金
複合機をリースした場合にかかるランニングコストです。
現在、複合機の利用はこの”リース”が一般的です。
支払いは毎月、一定額が発生します。
リース料金は、リースする期間や複合機の機種等によって変動しますが、1ヶ月のリース料金の平均相場の多くは10,000円〜20,000円が多いです。
カウンター料金(印刷・保守代金)
複合機のランニングコストにおいて、一番多くを占めるのが『カウンター料金』です。
カウンター料金は、印刷された枚数に応じて発生する費用のこと。
通常、モノクロ印刷とカラー印刷で料金が異なり、契約時に設定された単価に基づいて計算されます。
▼平均的なカウンター料金の例
白黒(モノクロ) | フルカラー | |
平均費用 | 2~3円/枚 | 20~30円/枚 |
たとえば、上記のカウンター料金設定で以下のように使用した場合、
モノクロ印刷1000枚で3,000円(3円/1枚の場合)
カラー印刷500枚で15,000円(30円/1枚の場合)
合計18,000円のカウンター料金が発生します
カウンター料金の内訳
カウンター料金の内訳には、主に『トナー原価』『販売店保守費用』『販売店マージン』の3つが含まれます。
販売店保守費用と販売店マージンは、リース会社によって自由に決められるため、同じ複合機をリースしたとしても、リース会社が違えばカウンター料金は異なります。
消耗品費(主に印刷用紙代)
消耗品費は主に印刷用紙代です。
A4用紙1枚の単価は約0.8円(金額参照:アスクル)
コピー用紙2,000枚の費用は約1,600円
トナーやドラムといった、複合機の消耗品に関しては、保守契約を結んでいれば保守費用に含まれるので別途費用がかかることはありません。
複合機のランニングコスト削減方法3選
複合機のランニングコストを削減する方法は色々あります。
その中でも効果が高く、効率の良いランニングコストの削減方法を3つご紹介します。
カラー印刷を減らす
簡単に削減ができて効果が高い方法の一つとして、カラー印刷を減らすことが挙げられます。
前述した通り、カラー印刷1枚当りの印刷費用はモノクロ印刷の約10倍です。
不必要なカラー印刷を減らすことがランニングコストを大きく下げることに繋がります。
カラー印刷を減らす方法として、
- カラー印刷と白黒印刷の使い分けの徹底(社内印刷はモノクロに統一するなど)
- デフォルトの印刷設定を”白黒”にする
- カラー資料等のペーパーレス化
など
複合機のランニングコストを下げる場合は、真っ先にカラー印刷を減らすことを検討しましょう。
印刷枚数を減らす
当たり前ですが、そもそもの印刷枚数を減らすこともランニングコストを下げることに繋がります。
ただ単に印刷枚数を減らすだけでは業務に支障が出る可能性があるため、以下のようなことを意識して行うと良いでしょう。
- ペーパーレス化の推進
- 印刷枚数・印刷可能時間の制限
- ミスプリントの防止
など
印刷枚数を減らすことを意識することで、自然とカラー印刷の枚数も減るという効果も期待できます。
印刷枚数を減らし、印刷代金と用紙代を抑えていきましょう。
カウンター料金を抑える
カウンター料金を抑えることができれば、ランニングコストを劇的に下げることができます。
カウンター料金は契約時に決まり、契約終了後までその金額は変わることがありません。
できるだけカウンター料金を低く契約できるのが理想ですね。
カウンター料金はリース会社によってある程度自由に決められるため、元々カウンター料金を低く設定しているリース会社を探すか、契約時にカウンター料金を抑えられないか交渉してみるのが良いでしょう。
カウンター料金を『トナー原価』で提供している販売代理店もある
カウンター料金を低く設定している販売代理店もあります。
カウンター料金に通常含まれる『販売店保守費用』と『販売店マージン』を削減し、『トナー原価』のみをカウンター料金としています。
このことにより、カウンター料金は劇的に下がることになります。
原価サービス | 平均 | |
白黒 | 0.4~0.8円/枚 | 3円/枚 |
カラー | 4~8円 | 30円/枚 |
また、メーカーメンテナンス費用、純正新品トナー代金を含めた料金です。
原価提供の仕組み、導入事例、お問い合わせは以下のページをご確認ください。
まとめ
複合機のランニングコストは、リース料金、カウンター料金、消耗品費などの要素で決まります。
これらのコストを正しく理解し、効果的な節約方法を取り入れることで、複合機の運用コストを大幅に削減することが可能です。
特に、カラー印刷とモノクロ印刷の使い分け、印刷枚数の削減、カウンター料金契約の最適化などががカギとなります。
複合機のランニングコストを下げられないか見直しをかけ、コストを抑えた運用を目指しましょう。
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複合機の費用内訳は固定費・印刷のランニング費用。ランニング費用には、保守費用や販売店のマージンが多く含まれています。当サービスは販売店を経由しないため、販売店の保守費用を削減。印刷代金を原価で提供しています。
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