教育資金や老後資金は保険での貯蓄が有効!目的別お勧めの保険を紹介

保険で貯蓄

保険で貯蓄ってできるの?
預貯金や投資信託なんかと貯まり方は違うの?

等疑問に持たれる方も多いと思います。

保険で貯蓄する場合は、教育資金老後資金など、長期間で貯蓄したい場合や、死亡保障と貯蓄をセットで考えたい人には非常にお勧めです。

しかし、”保険であればなんでもいい”という訳ではありません。

一般的に知られている、円建ての学資保険年金保険は、低金利のせいでほとんど増えない商品ばかりなので、絶対にお勧めできません

例えば、学資保険は、ほとんどの商品が元本割れ(自分が払った保険料より、戻ってくる金額が少ない)します。

そこで、保険で貯蓄を考える場合は、外貨建て(ドル建て等)保険や、変額(運用型)保険で検討すべきなのです。

この記事では、保険で貯蓄することのメリットをお伝えし、目的別にお勧めの貯蓄型保険を具体的に紹介していきます。

少しでも多くの方に保険での貯蓄は私に向いてる!と思っていただけると幸いです。

初心者のためのマネースクール101
初心者のためのマネースクール101

1 保険で貯蓄する3つのメリット

保険のメリット

預貯金と比較すると、保険で貯蓄する場合は、主に次の3つのメリットがあります。

①利率は預貯金より高い
貯蓄性のある保険は、銀行の普通預金や定期預金よりも高い利率で貯蓄できる事が多いです。
長期間(10年以上)で預けることで、解約した時に戻ってくるお金(解約返戻金)が多くなる傾向があります。
ただし、短期(10年未満)で解約すると逆に損(元本割れ)するものが多いことには注意が必要です。

②節税効果がある
保険で貯蓄すると、一定の節税効果があります。
10月〜12月にかけて保険会社から送られてくる「生命保険料控除証明書」を年末調整の際に勤め先に提出すれば、「生命保険料控除」が受けられ、税金の還付が受けられます。

③死亡保障が付くタイプもある
貯金と異なり、保険は加入すればすぐに保障が手に入ります。
例えば、教育資金を貯めている途中に、もし万が一亡くなってしまった場合でも、保険金がおりて学資金の準備ができます。
一方貯金は貯めている途中に万が一のことがあっても何の保障もありません

以上のように、長期で貯蓄する場合や、死亡保障が欲しい方には、預貯金で貯金するより有効です。

しかし、現在は低金利の影響で円建ての保険は利回り(金利)が低く魅力があまりありません。

金利の高い外貨建ての保険か、投資信託等で運用する変額の保険を選択するべきです。

次章以降で詳しく解説していきます。

2 目的別貯蓄ができるお勧めの保険  

お勧めの保険

貯蓄型の保険は、種類が多く、何を選んでよいか、悩む方も多いと思います。

保険は目的に合った商品を選ぶ事が大事ですので、この章で、目的別にお勧めの保険を紹介していきます。

2-1老後の為の貯蓄型保険お勧め2選

老後の為に保険で貯蓄するとしたら、次の2つがお勧めです。

老後資金を目的としたお勧めの保険
1、外貨建て個人年金保険
2、変額個人年金保険

おすすめの理由は次の通りです。

■外貨建て(ドル建て)個人年金保険

外貨建ての個人年金保険は、米ドル建て、豪ドル建ての商品があります。
外貨建てをお勧めする理由は、円建て商品よりも金利が高いところです。

円建て(金利:0.1%前後)よりもドル建て(金利:3%前後)やオーストラリアドル建て(金利:2%前後)の方が金利が高いため、円建ての個人年金保険に比べてもらえる年金が多くなります。
 
為替の影響も受けますが、下記の事例のように、外貨ベースで40%増えれば、為替で40%下がらないと損しません。

為替リスクは、保険を長期で続けていくことで、金利でカバーする事ができます。

外貨建て個人年金保険

【外貨個人年金保険のメリット・デメリット】外貨建て個人年金保険のメリットデメリット

※1 
予定利率とは保険会社が契約者に約束する運用利回りのことです。
 ⇒ 詳しくはこちら

※2 
為替リスクとは為替相場の変動の影響によるリスクのことを指します。
 ⇒ 詳しくはこちら

ドル建て保険については、下記の記事に詳しく書いてありますので是非読んでみてください。

関連記事

 

■変額個人年金保険

変額個人年金保険とは、保険会社が資産を株式や債券などの金融商品を運用し、その運用実績に応じて受け取る年金の金額や、解約時にもらえる金額が変動する保険をいいます。

投資のリスクもありますが、その分リターンも期待できるためお勧めです。
10年以上の長期スタンスであれば、3%~7%くらいのリターンが期待できます。

また、税金面においても、優遇されています。
保険の場合は、満期に一回だけしか税金がかからないため、税金面でも有利な点もお勧めです。

(一般的に投資をして利益が出た場合は、儲かった利益に対して、20%の税金が課税

ただし、投資の知識も若干必要ですので、興味がある方は、下記の記事で知識をつけてから、加入する事をお勧めします。

関連記事

<変額個人年金保険のイメージ図>変額保険の仕組み

【変額個人年金保険のメリット・デメリット】変額個人年金保険

■インフレ(インフレーション)とは
継続してモノやサービスの値段(物価)が上がっていくこと
 ⇒ 詳しくはこちら

2-2教育資金の為の貯蓄ができる保険お勧め2選

教育資金目的で保険を使って、貯蓄するなら、次の2つがお勧めです。

教育資金を目的としたお勧めの保険
1、外貨建て終身保険
2、変額終身保険

おすすめの理由は次の通りです。

■ 外貨建て終身保険

教育資金を貯める場合は、死亡保障と貯蓄の2つの機能を持つ終身保険タイプがお勧めです。

こちらも前章で説明した通り、日本の金利は低いため、外貨保険がお勧めです。

終身保険は、死亡保障が付くので、教育資金の準備段階で、もし一家の大黒柱に万が一あった場合に、死亡保障で教育費が確保できます。

又、何もなければ、解約金で教育費をカバーできます。

外貨建て終身保険で、教育を準備する場合は、保険料払い込み期間(積立期間)を10年~15年と短く設定する工夫が必要です。

払込期間を短くすることによって、解約返戻金(解約して戻ってくるお金)が多くなります。

(※加入する前に一度プロに相談する事をお勧めします。)

また、下記の記事にも詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。

関連記事

ドル建て終身保険

【外貨建て終身保険のメリット・デメリット】外貨建て終身保険のメリット

■ 変額終身保険

変額終身保険も死亡保障貯蓄の2つの機能を持つ保険です。

外貨建て終身保険と同様に死亡保障が付くため、教育費の為の貯蓄に向いています。。

保険料の運用については、変額個人年金保険と同じように、保険会社が資産を株式や債券などの金融商品で運用し、その運用実績に応じて受け取る解約金や保険金の金額が変動します。

また、変額終身保険は、運用が失敗しても、死亡保険金で受け取る場合は最低保障があります。

<変額終身保険のイメージ>変額保険の図

〈変額終身保険のメリットデメリット〉変額終身保険のメリット

 

3 低金利時代に選んでは行けない保険ベスト3 

入ってはいけない保険

低金利時代に入ってはいけない保険の代表的な商品が、次の3つの商品です。

このような保険に入ってる人は、すぐにでも見直しを検討しましょう。 
先延ばしにすれば、するほど、傷が深くなってしまうものが多いです。

①低解約型終身保険(円建て)
低解約終身保険とは、終身保険タイプで、払込期間中、解約返戻率を7割程度に抑えてあるタイプです。
一般的な終身保険より、若干保険料が安く、払い込み完了後に解約すると、貯蓄率が若干アップするメリットがあります。
しかし、払い込み期間途中に解約すると、大損してしまう事になります。

将来金利が上がって、今より良い保険に乗り換えたい場合や、途中払えなくなった場合に解約すると、大損してしまいます。
現在のような低金利時代には、将来金利が上がる可能性が高いため、お勧めできません。

低解約終身保険 出典:価格COM

②個人年金保険(円建て)
個人年金保険とは、公的年金だけでは足りない老後の資金を補うための保険です。
積み立てたお金を年金原資として将来年金として受け取るというものですが、低金利時代に入るのは絶対に避けるべきです。

理由は、低金利時代に入ってしまうと、低い金利で固定になってしまうからです。
保険の金利(予定利率)は、過去20年で最低の金利です。

今この手の保険に入ると、過去最低の金利で固定になってしまいます。
30年~40年預けて10%も増えない、このような保険には入ってはいけません。

個人年金保険

③学資保険(円建て)
学資保険は子供の教育資金を保険で準備することです。
一定額の保険料を払い、満期時に契約した金額をうけとります。
契約者に万が一が発生した場合、それ以降の保険料の払込みが不要で、保証は続きます。

金利が高い時代は、払い込んだ保険料より多く受け取れるので人気の商品でした。
しかし、現在は、低金利の影響で、払い込んだ保険料のほうが契約した金額よりも、多くなってしまう保険会社がほとんどですので、お勧めできません。

4 保険で貯蓄が向いているのは「投資初心者」「死亡保障が必要な人」

保険で貯蓄が向いている人

保険で貯蓄が向いている人は、次の2つのいづれかに当てはまる人です。

①投資初心者(資産運用の知識や経験が無い方)
②死亡保障が必要な方

4-1保険で貯蓄が投資初心者に向いている理由

預貯金以外で貯蓄(運用)しようと思うと、主に次のような選択肢があります。

(自分で行う運用)
■ 株式    
■ 債権
■ 不動産

(プロの力を利用する運用)
■ 投資信託
■ 保険

投資初心者には、株式債券不動産等は投資知識や資金力が必要な為、ハードルが高いです。
そうすると選択肢は、プロに預けて運用する、投資信託保険になります。
 
貯蓄型保険は満期金や解約金がある程度目に見えるので、目標(受け取る金額)に対するイメージがしやすいので初心者向けと言えます。

それに比べ、投資信託は将来の利益が確定していないので、商品選びや運用の知識が必要とされる為、資産運用の中・上級者向けということになります。

(保険で貯金ができる仕組みイメージ図)保険で貯蓄するイメージ

4-2 保障が必要な人は保険で貯蓄がお勧めな理由

また、②の死亡保障が欲しい方にとっては、他の金融商品にない機能ですので、保障をセットで考えたい人には最適な貯蓄商品です。

長期間での貯蓄目的(教育資金や老後資金)を考えた場合、貯めている長い間の人生何があるかわかりません。

保険に入っておけば、”もし万が一”があったとしても、その保障で貯蓄目的の金額は確保できます

病気やケガ、事故などに不安を抱えている方は、ぜひ保障を考え、保険で貯蓄を検討しましょう。

もし死亡保障が必要ない方は、次の章で紹介する投資信託を検討することをおすすめします。

5 初心者が保険以外で貯蓄を考えるなら「投資信託」

保険以外なら投資信託

死亡保障はいらないもっと積極的に増やしながら貯蓄したい場合は、投資信託がお勧めです。

前述しましたが、投資信託はプロに預けて運用しますので、自分で投資先を選ぶ必要はないため、初心者向けです。

(投資信託イメージ図)
投資信託とは
また、投資信託を購入する際に、NISAiDeCoなどの税金がお得になる制度もあります。
投資利益には約20%の税金がかかってしまいます。

投資信託を行う際は少しでも利益が出るように、このあたりの知識もつけてから始めましょう。投資信託については、下記の記事に詳しく書いているので、ぜひ読んでみて下さい。

関連記事

6 まとめ

保険で貯蓄するメリット、デメリットから、他の金融商品との違いについて解説してきましたが、保険で貯蓄する場合は、長期の資金を貯めていく事が大前提です。

長期で貯蓄の計画を立てる場合は、将来のライフプランをしっかり考えて検討されることをお勧めします。

また、ご自身のライフプランを考えた際に、保険が良いのか、投資信託が良いのか、もしくは組み合わせが良いのか等悩まれる方も多いと思います。

そのような方は、ライフプランを踏まえて、保険から、投資信託まで幅広く相談にのってくれる、ファイナンシャルプランナーに相談する事をお勧めします。

関連記事

お金のプロ「ファイナンシャルプランナー」に聞く、「お金の相談室」無料体験

お金のことを相談してみたいけど、誰に相談してよいかわからない方など、まずは無料でFP相談を体験してみませんか?

お金の相談室では、東京、札幌、仙台、宇都宮、長野、新潟、金沢、名古屋、大阪、京都、福岡、熊本、長崎などの地域を中心に、全国で無料相談会を実施しています。

対面での無料体験相談をご希望の方は、インターネットもしくはお電話にてお申込みください。予約制です。

ご相談内容は、お金に関することならなんでもOK。

  • 家計管理や家計収支の見直す方法は?
  • お金の運用方法は?
  • 子供の教育費の目安は?
  • 住宅購入や住宅ローンを見直すには?
  • 保険の見直し方法は?
  • 老後や年金のことが心配なので老後の生活設計を立てるには?
  • 住宅ローンの返済計画を見直す方法は?

など、お気軽にご相談ください。

私たちは、特定の金融機関に属さない独立系のファイナンシャルプランナー(FP)です。特定の金融商品に偏らず、あなたに合ったマネープランをご提案いたします。
(私たちは営業ノルマがないので無理な勧誘は一切行いません。)