いつの間にか貯金を使ってしまう人が必ずお金を貯められる具体的方法
貯金しているつもりなのですが、いつの間にか使ってしまっていて、月末には貯金が無くなっています。どうしたらいいでしょうか?
まずは貯金上手な方の行動をマネて、無駄遣いを無くしたり、貯金をしてみましょう。それができたら、今度は”計画的”にお金を貯める方法に挑戦してみましょう。あなたも必ず貯められるようになるはずです!
この記事では、貯金を使ってしまう理由や特徴について解説し、必ずお金を貯められるようになる方法を具体的に解説していきます。
この記事で分かること!
- 貯金を使ってしまう人の特徴
- 貯金上手が行っている行動
- 無駄なお金を使わずに貯金を増やす具体的な方法
貯金を使ってしまう人のよくある特徴3つ
貯金をつかってしまう人のよくある特徴は3つあります。
- 衝動買いをしてしまう
- 貯金ができないほど趣味にお金を使ってしまっている
- あると使ってしまう
一つずつ特徴を見ていきましょう。
衝動買いをしてしまう
つい衝動買いをしてしまい、いつの間にか貯金を使ってしまうというパターンです。
最近は、スマホひとつで気軽に物が買える時代です。
いいなと思ったものをとりあえずカートに入れ、気づいたら不要なものまで買っていたということはありませんか?
無計画な衝動買いは、貯金を使ってしまう大きな原因になりえます。
何かを買うときは、一瞬立ち止まって、本当に必要なものか考えてから買うようにしましょう。
貯金が底をつくほど趣味にお金をかけてしまっている
趣味にお金をかけ過ぎてしまい、貯金をすべて使ってしまうパターンです。
例えば、好きなタレントやアーティストのライブやイベントがあるたびに参加したり、好きなキャラクターのグッズを見境なく買ってしまう、などです。
”大好き”にお金をかけすぎてしまうと、貯金はすぐに底をついてしまいます。
趣味にかける毎月の予算を決めて活動すると、貯金を使いすぎてしまうことが無くなるのでおすすめです。
あるとつかってしまう
お金があると使ってしまって貯金ができないというパターンです。
給料が入ると気持ちが大きくなって「とりあえず飲みにいこう!」「ご褒美になにか買おう!」となってしまうと、せっかく口座に入ったお金をすぐ使ってしまうことになります。
給料が入ったら、絶対に手を付けないお金と、使うお金をあらかじめ分けておくと上手に貯金が進みますよ。
貯金上手が行っている、貯金を使わず貯めていく為の3つの行動
貯金が上手な人は、日々の(お金を使う)行動に特徴があります。
この行動をマネすることで、貯金上手と同じように、貯金を使わずに上手に貯めていけるはずです。
貯金上手が行っている3つの行動
- 毎月いくら使っているか支出状況を把握する
- 買い物は、必要なものだけをリストアップしてから行う
- 貯金は、毎月一定額を自動引落しにしている【先取貯金】
できるところから少しずつマネしてみましょう。
毎月いくら使っているか支出状況を把握している
お金を上手に貯められる人は、毎月いくら使っているか支出状況を把握しています。
そして、何にいくら使ったのかを毎月チェックし、無駄使いが無かったかを振り返ります。
この行動と意識が、日々の無駄遣いを無くし、貯金の”使ってしまった”を防ぐことができます。
具体的な把握方法としては、
- マメに家計簿をつける
- 支出は必ずスマホのメモに記録する
など
支出状況を把握して、無駄遣いを少しずつ減らしていければ、もっと上手に貯金を進めることができるようになりますね。
必要な買い物のリストアップができている
お金を貯められる人は、必要な物をリストアップをして計画的に買い物をしています。
事前に買い物の計画を立てることで余分な物を買うことはないため、無駄遣いがありません。
例えば、買い物に行く前までに必要なものをメモ帳や携帯アプリなどをつかって書き出しておきましょう。衝動買いをしてしまうような方は特に効果があります。
買い物に行く(する)前には必ず、必要な物をリストアップして無駄遣いを減らしましょう。
毎月一定額を自動引き落としにしている【先取貯金】
お金を貯めるのが上手な人は、毎月一定額を自動引落としで貯金し、それ以外のお金を”使っていいお金”にしています。
実は、この方法はとてもオススメです。なぜなら、貯金以外のお金は”使っていい”のですからストレスがありません。
具体的な方法としては、毎月一定額の自動引き落とし、いわゆる「先取貯金」という方法です。
自動引き落としを活用することによって、毎月決まった金額を忘れること無く貯金ができ、それ以外のお金を自由に使うことができます。
自動引き落としの例
- 積立式定期預金
- 財形貯蓄(給与天引き)
- 年金保険
これらの方法は簡単には引き出せない貯蓄方法です。”つい使ってしまう”を防ぐことができます。
先取り貯蓄については以下の記事で詳しく紹介しています。
貯金を使いすぎずお金を貯める具体的な実践方法
貯金を使いすぎずに、上手にお金を貯めていくにはいくつかポイントがあります。
- 収支を見直して無駄を無くす
- 貯金をする目標と期間を決める
- 目標の貯金額を決める
これらのポイントを実践形式でご紹介します。この通り実践できれば、”必ず”お金を貯められるはずです!
収支を見直して無駄な支出を無くす
お金を貯める際にまずやるべきことは、収支を見直すことです。
これを行わないと、自分が貯金を何にどれくらい使ってしまっていて、無駄があるのかどうかを知ることができません。
収支を正確に把握する場合は家計簿をつけるのが一番良いです。こまめにお金を管理できる方はぜひ家計簿をつけましょう。
家計簿はつけられないという方は、何にいくら使ったかの記録(メモ)は行いましょう。
まずは、できる範囲で収支を見直して、無駄な支出を少しずつ無くしていきましょう。
お金を貯める目標と期間を決める
収支を見直し始めると同時に、お金を貯める目標と期間(いつまでに)を決めましょう。
目標と期間を決めることで、より貯金を意識できたり、無駄遣いしないようにと意識するようになります。
更に、”計画的”にお金を貯めることができるようになります(後述)
目標の具体例
- 1年後の『旅行』の資金
- 3年後の『車』の購入資金
- 5年後の『マンション』購入の頭金
- 10年以上先の『老後資金』
など
目標を決めると貯金する意義ができ、「貯金しよう!」と行動力に変わります、達成したときの達成感も感じることができお金を貯めるのが楽しくなります。
いくら貯金したいのか金額を決める
目標を決めたら、それに対していくら貯金したいのか、目標金額を決めましょう。
決めた目標に対して、「いつまでに(期間)」「いくら(金額)」が決まると、自ずと『毎月いくら貯めなければいけないか』が決まります。
例えば、以下のような貯金計画が建てられます。
目標:車の購入資金
いつまでに(期間):3年後(36ヶ月)
いくら(金額):100万円
毎月の貯金額:27,778円
このように、計画を立ててその通りにお金を貯めることができれば、必ず目標を達成できます。
この”計画”こそが貯金を成功させる最大の秘訣です!
毎月の貯金額が現実的に難しそうであれば、「いつまでに」の期間を伸ばすか、「いくら」の金額を減らすか(あるいは両方)して、毎月の貯金額を調整しましょう。
まずは、なるべく達成しやすい金額を目標にして、貯金を成功させてみましょう。
副業をして収入を増やすと断然早くお金が貯まる
副業をして収入を増やせるのなら、断然早いスピードでお金が貯まっていきます。
副業で収入を増やせれば、増えた分は貯金に回せますよね。
時間に余裕があれば、節約するよりも収入を増やす方が断然早いですし、スキルアップにもつながり、一石二鳥です。
もし副業ができるのであれば、収入を増やして貯金する方法も検討してみてください。
まとめ
貯金を使ってしまう人は、貯金をする目標や目的がなくはっきりしていないため、あると使ってしまったりしている人が多いです。
また、必要以上にお金をかけてしまってお金がない方も貯金は難しいです。
まずは、ご自身が使った支出を記録し何に使っているのかを整理してみてください。それだけでも、自分はこれだけ無駄なものに使っていたから、来月はこれを辞めてみよう、と行動に移すことができます。
ちょっとした工夫をすることでも、貯金を使わずに貯めることができるので、ぜひ実践してみてください。